第37回 開催概要

この度は日中学生会議のホームページをご覧くださり、誠にありがとうございます。
第37回日中学生会議日本側実行委員長を務める小澤萌々子と申します。

日中学生会議は1986年より続く日中両国学生による国際的な学生団体です。設立当時から約32年―日中学生会議は「日中友好、学生の挑戦。」を理念に掲げ、日中情勢の荒波に揉まれながらも、毎年夏の間の約2週間半、多様なバックグラウンドをもつ総勢約60名の日中両国の学生たちが集い、寝食を共にし、学生の特権でもある本音の議論を展開し、お互いの価値観や考えをぶつけ合いながらも交流を深め、相互理解を進める場を提供してきました。

昨年の夏、参加者として参加した私もその場の中で様々な「発見」がありました。参加したのは、東アジア安全保障分科会―北朝鮮の核問題や日中両国の政治体制の違いなど、きわめてセンシティブな議題を扱いました。本会議の序盤では自国の立場しか話さない両国の学生たち―それにもどかしさを感じたこともありましたが、約2週間半の共同生活を経ると徐々に自身の本音からの意見を話すようになる。
学生という多感で、自由な発言が許される限られた時期において、地理的にも、過去の歴史からも政治的な対立や摩擦が起きやすい日中両国の学生が徹底的にお互いに向き合い、真の意味でお互いを知ることは、自身のみならず、自国をも外の視点から見つめ直すかけがえのない貴重な機会であること、そして、議論の中で時にぶつかり合っても、意見の相違がどこに、どのようにして生じているのかをお互いに考え、それぞれの意見や立場を尊重しながら違いを認め合う、「共に未来を描く可能性を論じる場」が日中学生会議にはあるように感じます。

今年は日中平和友好条約締結40周年という佳節を迎えます。このような節目に開催することに大きな喜びを感じつつ、共に未来を描く可能性を論じる場を日中学生会議が引き続き提供していくこと、そして更に進化を遂げていくことを可能にしたいと思っております。日中学生会議はあくまで微力な学生主体の団体であり、草の根交流であり、民間外交ではありますが、たくさんの日中友好を希求する人々の期待を担っている、ということを強く認識し、今後も学生同士の率直な対話を通して、新しい時代に相応しい未来志向の日中関係を築いていくために 少しでも貢献してまいります。

日中学生会議が過去31年間にもわたって、様々な障害や困難に直面しながらも、活動を続けてくることができましたことは、ひとえに日中学生会議の活動をご理解くださり、温かく見守って下さる多くの皆様の献身的な支えがあってのことです。改めまして深く御礼申し上げます。
今年2018年開催も皆様のご期待にお応えできるよう私たち実行委員一同、より質の高い開催を目指して精進し、邁進して参りますので今後とも変わらぬご支援ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。

第37回日中学生会議日本側実行委員長
お茶の水女子大学3年 小澤萌々子
みなさんこんにちは!
日中両国の付き合いは、古の時代から長く続いています。秦の時代、始皇帝の命により、不老不死の仙薬を求め、日本にやってきたとされる徐福や、鑑真が海をわたった時代から約1300年のときが流れました。
この間に日中両国は争ったり、壁が出来たりしたこともありますが日中両国の交流が絶えたことは一度もありません。

今年日中両国の大学生たちは、中国の4都市で20日間にもわたる密な交流を図ります。この過程の中で、みなさんがお互いを真の意味で受け入れ、お互いから様々な知見を吸収し、学習することは、日中両国間に新しい時代にふさわしい風を吹かせることに繋がると信じています。
最後に、第37回日中学生会議が参加者のみなさまにとって実りの多い開催になることを願っております。
第37回中国側実行委員長
復旦大学修士1年 李筱妍
(中国語原文は、パンフレットに記載しております。よろしければご覧ください。)

小澤萌々子(おざわ・ももこ)
お茶の水女子大学 文教育学部 人文科学科 哲学・倫理学・美術史コース3年
千葉県銚子市出身 (関東最東端なので、日本一早い日の出が見えます!)
担当する分科会:教育(暫定)

👉自己紹介
大家好!見た目地味な女子大生、中身がおばちゃん、価値観半日本人の実行委員長の小澤です。小4から中学卒業するまでの約6年間北京で過ごしていました。その後、高校はドイツとカナダに行っていて、大学でようやく日本に帰ってきました。大学に入学して2年、浦島ももこ感はとれてきましたが、まだまだ日本語が〝?″というときがあるので、みなさん大目に見ていただけると助かります笑

👉好きな〇〇
好きな言葉は、“Rome wasn’t built in a day.”です!

👉現在日中学生会議以外に熱中していること
映画鑑賞が好きで、大学では映画研究会に所属しています🎬
あと、美術展に行くことも好きで、絵を自分で描いたりもします🖼
最近の推しは、フェリックス・ヴァロットンです。

おすすめの中国映画:
たくさんあるので、全部は割愛しますが笑
中国の近代に興味がある人におすすめしたいのが、《十月围城》邦訳:孫文の義士団です。
孫文は辛亥革命を主導し、中華民国建国の礎を築いた人物で、日本で留学していた人物としても知られています。映画では革命の前夜、孫文を守り抜いた名もなき義士たちを描いています。

👉中国の〇〇に興味があります!
思想・芸術・ 安保政策/軍事動向

大学では、哲学・倫理学・美術史コース(大学で一番長い所属名です笑)を専攻していて、思想や芸術に興味があります。
特に、中国から日本にもたらされた儒教思想や仏教、芸術作品の数々は、長くから日本に多岐にわたって影響を与えてきたという意味でも、興味深いと思っています。

あとは安全保障にも興味を寄せていて、去年は東アジア安全保障分科会に参加していました。

👉去年日中学生会議参加した理由
個人的な話になってしまうのですが、小4から、中学を卒業するまでの約6年間を北京で過ごしました。留学当時の日中関係は、小泉首相の靖国神社参拝をうけてとても冷え込んでいましたが、沢山の現地の温かい人たちに大変お世話になり、幼心ながらも将来は日中関係に貢献したいと思ったことを覚えています。

長期留学していたのであれば、いくらでも日中間によこたわっている諸問題について好きなだけ議論することが可能であったはずなのではという疑問が聞こえてきそうですが、実際に小学生や中学生の日常生活の中で、日中間の極めてセンシティブな話題を取り上げるのは、難しいことでした。
なので、このような心残りを挽回するため、また、本音をぶつけ合う率直な対話をする機会は学生にしかない特権であり、後にも先にも今しかないと感じたので参加しました。

👉実際参加してみての感想
本から知識を得て、自身の中で考えることも重要な学びですが、議論を通して実際に生の学生の声を聞き、それをうけての自身の考えを相手に伝え、理解してもらうことでは得られる視点や、学びも全く違うことを実感しました。
分科会で扱ったテーマの安全保障は、お互いの国にとっての譲れない立場が絡むので、深く切り込んでいくことはとても難しいことでしたが、両国の学生がお互いの主張を尊重しながら、熱心に相手の意見に耳を傾ける姿勢は今後の日中関係においても重要だと感じました。

ここまで読んでいただいて、なんかとても真面目な団体なのでは…と思われる方も多いと思うのですが、去年の夏実際参加した私が言えるのは、毎日が楽しく、充実していて時が過ぎていくのがとても早く感じられたということです笑。
毎日全力で議論をし、全力で楽しむ。分科会以外にも観光であったり、文化交流があるので様々な面から、お互いを真の意味で知り、交流を深めることができます。

👉今回実行委員になった理由
学生でも日中関係になんらかの形で貢献したいと思ったこと、まだまだ自身の限界に挑戦したいという理由もありますが、やはり一番の理由は長い年月の間、様々な困難を乗り越えながらも続いてきた日中学生会議を微力ながらも支えていきたいと思ったからです。
日中間にはいくつもの懸念や未解決の課題がありますが、未来をいずれ担っていく私たち両国の若い世代同士が民間の交流を絶やさず続けていくこと、また率直な対話を通し、相互理解を深め続けることは地道な交流ではありますが、重要であり、意義があると考えています。

👉第37回日中学生会議に懸ける思い

日中学生会議は、1987年の夏に開催されて以来、32年間の間、天安門事件などの幾多の困難を乗り越えながらも、学生の特権でもある本音の対話の場を提供し、相互理解の輪を広め続けてきました。
今年の夏も、37期らしい革新や新しい試みをしながらも引き続きそのような場を参加者のみなさんに提供したい、そして何よりも参加者のみなさんと全力で楽しみながら、満足のいくプログラムを共に作っていきたいと考えています。

中国に興味がある方だけでなく、政治、外交、安全保障、環境、教育など多様な分野に興味がある方、どんな方でも強い意思があれば活躍できる場所が日中学生会議にはあります。
絶対に参加して後悔することはないと断言できるように頑張りますので宜しくお願いします💪 参加者の方々とお会いできるのを楽しみにしています!

野島久嗣(のじま ひさつぐ)
東京大学 教養学部 文科一類 2年
神奈川県藤沢市出身
担当する分科会:ジェンダー

👉自己紹介
みなさんこんにちは、大家好!副実行委員長の野島と申します。
よろしくお願いします!

👉好きな〇〇は?
好きな場所は屋久島です。小学校の頃住んでいました。

👉現在日中学生会議以外に熱中していること
バドミントン
中・高ともにバドミントン部に所属しており、今でも続けています。大学でもバドミントン部に所属していたのですが、日中学生会議の活動を優先するために退部してしまいました。退部後も、体育館が解放されている時には打ちに行っています。

👉中国の〇〇に興味があります!

中国の食
僕は美味しいものを食べるのが好きで、わざわざ電車に乗って遠くまでお昼ご飯を食べに行くことがしばしばあります。そのため、中国の食にはとても興味があり、今年の夏の本会議では、ぜひ中国の様々な美味しい料理を開拓して、食べたいと思っています。
前回の開催で友人になった中国人からよく彼が食べたものの写真が送られてくるのですが、どれもおいしそうで、食欲がそそられます。彼曰く、辛いものにも美味しいものがあるそうなのですが、僕は辛いものが苦手なため、ぜひ夏までに克服してそのおいしさを享受したいと思っています。

👉去年日中学生会議参加した理由
一浪してまで入った大学の夏休みを無駄にしたくないという思いがあり、何かないかなーっと探していたのが始まりです。
僕は去年(36期)の実行委員長と高校の同級生であったのですが、僕が浪人している間に、彼がすごく楽しそうに日中学生会議の活動をしていたのを思い出しました。

僕自身も、今まで座学ばっかりやってきたので外を見てみたいという思いがありました。また、海外の学生との交流にも魅力を感じていました。 そこで、僕は、前委員長の勧めもあり、日中学生会議に参加することになりました。

👉実際参加してみての感想
ここまで述べたことからもわかるように、僕は中国とは一切関係がありません。中国に行ったこともありません。ただ、中国が隣国であったため少しだけ身近に感じていただけです。第二外国語は中国語をとっていたのですが、その選択もなんとなくしたものでした。
いざ参加してみると、どの参加者もしっかりとした参加動機を持ち、海外志向も強い人たちばかりでした。今まで自分のいた世界と全く違った世界を生きてきた人たちばかりで衝撃を受けたのを今でも覚えています。また、他者と意見を交わしてディスカッションするという経験も乏しかったため、入った当初は不安しかありませんでした。
参加してとくに良かったと思えることは、参加者が多様であったことです。彼らはそれぞれ独自の価値観を持ち、様々な経験をしてきているため、誰と話していても本当に面白かったです。彼らと何気ない会話や議論をすることによって知見が広がったように感じます。
また、実際に中国人の学生と触れ合うことで、本で述べられていることとはまた違った、生の「中国」の一部に触れることができたことはとても良かったです。その中でも、中国人の国民性のようなものが、交流する過程で垣間見ることができたことは非常に貴重な体験でした。日本のメディアの報道を見ると、そうした中国の国民性を批判しながら国民の嫌中感情を煽るようなものが多いように感じますが、この活動に参加し、彼らの国民性について文句を言っても何も始まらないこと、その違いを認識した上で付き合っていくことがどれだけ大切であるかということを学びました。そして、この学びが日中友好への近道なのではないかと思うようになりました。
👉今回実行委員になった理由
中国に縁もゆかりもなく、中国に対する興味もそれほど高くなかった私ですが、実際に中国人と交流することを通じて、中国をもっと知りたいという思いが強くなり(単純な性格ですね笑)、実行委員に立候補しました。また、僕に貴重な経験を提供してくれた前実行委員の皆さんへの感謝と37期の参加者の皆さんにも同じような場を提供し、視野を広げるきっかけにしてほしいという思いから今期も日中学生会議に携わることにしました。

👉第37回日中学生会議に懸ける思い
自分自身至らぬところが多いと思いますが、日中友好の架け橋となれるよう共に頑張りましょう!

片山晏里 (かたやま あんり)
神戸学院大学グローバル・コミュニケーション学部3年生
兵庫県猪名川町出身 (鉱水・平野水が三ツ矢サイダーを生み出しました!)
担当する分科会:歴史

👉自己紹介
こんにちは!兵庫県在住ですが、神戸の大学まで2時間半かけて通っております、片山晏里 (かたやまあんり)と申します。私はスポーツ大好き人間でして、バスケットを10年間と高校3年間ハンドボールに夢中でした!大学はスポーツ推薦も考えましたが、一般入試で語学に進むこととなりました。そして、縁あって昨年の夏には日中学生会議に参加し、今までにない貴重な経験や視点を得ることができました。1人でも多くの学生が素晴らしい時間を過ごせるよう努めてまいります!至らない点があるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

👉好きな〇〇
好きな動物はモフモフした動物全般!パンダの香香はアツいです。犬猫どちらも大好きです。しかしながら、鳥をはじめ、急に跳ぶ動物は苦手です……

👉現在日中学生会議以外に熱中していること
ズバリ、「旅行」です!昨年は中国は北京・上海、ロサンゼルス、年末は北海道へ飛びました。田舎者ですが東京にもよく訪れています (笑)また、ディズニーリゾートも大好きです✨東京、上海、カリフォルニアは制したので、学生のうちに世界制覇する(あと3箇所)つもりでいます!

👉中国の〇〇に興味があります!
日中国民感情と認識の異なりについて興味があります。小学時代に初の海外旅行を中国で過ごしたことがきっかけで、漠然と中国に「興味がある」という状態で、大学では語学を専攻しました。大学で授業を受けたり、ゼミで議論を交わす中で、私がこれまで抱いていた中国イメージと違う事実がどんどん判明していきました。知れば知るほど「本当の中国はどんな姿なのか?」我々日本人の中国イメージと、中国の実情はかけ離れている部分が多い気がしています。そして、相互理解に基づく国民同士の相互信頼と相互尊敬をいかにして作り出していくかが最も重要な意味を持つと考えています。まずは自分が、本当の中国の姿を知りたい。そう思うようになりました。

👉去年日中学生会議に参加した理由
自身の二度の中国語学留学を経て、ますます中国について知りたいと考えるようになりました。中国学生や中国に興味関心がある日本学生と意見を交わすチャンスを探していた時、日中学生会議の存在を知りました。会議や共同生活の中で、間近で考えを交わすことができるという環境に魅力を感じました!!また、「対話から実感する未来」という36期の理念に深い興味を抱き、学生会議を通して、自身の心境の変化がどのように未来を実感させるか体験したいという思いで応募に至りました。

👉実際参加してみての感想
ただただ楽しく、苦しく……なによりも今まで経験したことないほどの充実感でいっぱいでした。白熱した議論のなかで多くの気づきがありました。議論の中ではもちろん、自分の知らない自分に気づくきっかけとなりました。参加者一人ひとり得るものは違えど、日中学生会議に参加した学生は互いに高め合える良き友人になれると確信しています!

👉今回実行委員になった理由
上記に示したように、私は36期でとても貴重な経験をすることができたと感じています。本年は個人として、新たな「発見・気づき」を求めて議論するとともに、一人でも多くの学生に私以上の経験をしていいただくためのお力添えをしたく、微々たる力ではありますが実行委員に残ることを決めました!

👉第37回日中学生会議にかける思い
本日こうしてこの37期日中学生会議実行委員として活動していることを大変嬉しく思っています。この学生集団の歴史や、取り組んで来た課題や実績・成果に対し、これまで一人の人間としてしか接していなかった中国の素晴しさを改めて知ることができました。その日中学生会議の実行委員となれたことに身の引き締まるような思いを感じております。
この歴史ある日中学生会議の中にあっても、決して満足せず、慢心せず、常に向上心を持って業務に取り組んで参りたいと思います。OBOGの方々におかれましては、ぜひ厳しくも温かいご指導をお願いいたします。自分らしさを忘れない志を持って、総務として組織に尽力してまいります。 どうかご指導のほどよろしくお願い申し上げます。

渡邊隆寛(わたなべ たかひろ)
北海道大学生命科学院M2
東京出身
担当する分科会:太平洋アジア安全保障

👉自己紹介
こんにちは、mayuyuです。
(別に渡辺麻友さんのファンとかではなく、去年の中国側の参加者に自己紹介で渡辺ですと言ったら、まゆゆのあのワタナベ?と聞かれてそのまままゆゆの方があだ名と定着した故です)

楽しいことが大好きです。すべてのことを楽しみましょう。

👉好きな〇〇
言葉だと
Where there is a will there is a way. とHappiness depends upon ourselves.
本を読むのも好きです。
知らないことを知るのが好きです。

👉現在日中学生会議以外に熱中していること
最近は就活生なので様々なセミナーに参加して、そういう風に考えている人もいるんだと、色んな人たちの視点や考えを知るのが楽しいです。

👉中国の〇〇に興味があります!
欧米型の政治体制とアジアにおいて古来から続いてきた政治体制の対立
中国の歴史観
一帯一路などの中国中心の世界観の構築

👉去年日中学生会議に参加した理由
Facebookを見ていて日中学生会議を知り、違う教育を受けてきた色々な人と議論するのが楽しそうだなと思い参加を決めました。

👉実際参加してみての感想
これに関しては参加したことがないと共感を得ることが難しいと思いますが、とても充実した会議であっという間に時間が過ぎ去ってしまいました。毎日しっかり時間を区切らないと議論が尽きることなくいつまでも終わらなさそうだということが何度もありました。

👉今回実行委員になった理由
理由は主に二つあります。
日中学生会議の楽しさをもっと色々な人に知ってもらいたいし、その楽しさのサポートのために今までの経験を生かしてより良くしていきたいからです。
また、日中学生会議を続けることで若い人の中国への理解が深まり、将来我々が日本社会を担っていく段になったときにより良い日中関係を築けたらいいなと思ったから。

👉37回日中学生会議にかける思い
参加したすべての人が参加してよかった、来年もできれば参加したいと思えるような素敵な会議にしたいのでぜひ皆さんからの応募をお待ちしております。この会議に参加したことでできる人の縁が将来のより良い日中関係を作るきっかけになればいいなと思っています。

岡川尚美(おかがわ なおみ)
慶応義塾大学総合政策学部2年生
中華人民共和国遼寧省丹東市出身(北朝鮮との国境線である鴨緑江が流れている北方地域)、9歳からは福岡市博多
担当する分科会:経済

👉自己紹介
身長172m、体重リンゴ約190個分、黒髮ロング、外見は30代OL、お世辞でよく「ダレノガレに似てるぅ〜!」と言われるが、真に受けてはいけないスタイルの持ち主だと自負している。エンゲル係数高め、最近の悩みは昼夜逆転生活をやめられないことである。
1998年生まれO型サソリ座の至って平凡な女子大生(19)です。

👉好きな〇〇
食べ物 一蘭、二郎、辛ラーメン、GODIVA、スタバ「キャラメルラテ・ホット・トール・キャラメルソース多めホイップ追加ホイップ多めマグカップで!」
色 赤、橙
本 アドラー心理学『嫌われる勇気』
映画 レッドクリフ、ワイスピ、バイオハザード
漫画 ReLIFE、神の塔、ノブレス、進撃の巨人、銀魂、ワンピース
場所 福岡、深セン、自宅のトイレ(→落ち着く)

👉現在日中学生会議以外に熱中していること
料理のレパートリーを増やすこと(食べることが大好きなので)中華が一番得意だが、洋食と和食はまだ未開拓領域が多数存在する。次挑戦しようと考えている料理はグラタンとカレイの煮付けである。
お菓子作り(主婦力を高めたい)

👉中国の〇〇に興味があります!
発展!!!
50年先の中国人高齢者はどのような生活を送っているのか。
社会主義体制の行方
恋愛事情、結婚観の変遷

👉去年日中学生会議に参加した理由
日中学生会議のことを知ったのは、大学に入学してすぐの頃でした。当時、私には「成長したい」という漠然とした目標はあったものの、具体的に何をすれば良いのかわからず、限りある大学生活をどう過ごすか迷っていました。そんな時に日中学生会議という場を見つけました。自分の生まれ育ちと非常に関係の深い日中関係をテーマに、自分と同じ大学生と交流、議論することができる。私が成長するために、日中学生会議はまさにうってつけの場だと考えました。
このような経緯から、私は昨年日中学生会議に参加し、今年も実行委員として参加したいと思ったのです。

👉実際参加してみての感想
実際に参加し、会議としての議論や合宿でのプライベートなやり取りを通じて中国側と交流を深めていく中で、私の中国人に対する印象が大きく変わりました。自身の経験から中国人は協調性を教育されず、自己主張が激しい人たちばかりであると考えていましたが、彼らの議論の進め方やレストラン選びなど、様々な面で彼らにも日本人と同じような協調性、いわば「和」を重んじる一面があることを知りました。
彼らは中国の苛烈な受験戦争を突破し、高度な教育を受けているエリートの卵であるためにそのような立ち振る舞いができるのかもしれませんが、彼らのような中国人がいるのだと知り、深くコミュニケーションする機会などそうそう得られない。そのような意味でも、この日中学生会議は私にとって貴重な成長の場であったと思います。

👉今回実行委員になった理由
多くの成長をさせていただいたので、今度は成長を与える側の人間になりたいと思ったのが最大の理由です。

👉第37回日中学生会議にかける思い

Ⅰ分科会について
>分科会の方針
日本・中国の社会における福利厚生の在り方を経済的視点から分析し、その仕組みや現状への批判的検討を通して、現在の社会保障や福利厚生に対する改善点や未来への展望について幅広い視野から議論する。
>どんな分科会にしたいか
・幅広く議論する
・様々な視点、立場で物事を考える
・アイデア・考えを重視する(エヴィデンスだけでなく)
・参加者が自由にテーマや方針を決められる
・最終プレゼンにこだわり過ぎない
Ⅱ個人面
昨年度、私は一般参加者として会議に参加して、十分成長したと感じています。今年度は実行委員として、参加者の皆様が日本と中国の関わりの中で普段得られないものを理念にある通り「発見」し、大きく成長する場を提供したいと思います。

長井 孝一(ながい こういち)
神戸学院大学グローバル・コミュニケーション学部3年(総務の片山と同じ大学で同級生です!
生まれも育ちも神戸市
担当する分科会:メディア

👉自己紹介
話す声が小さ過ぎて、2、3回聞き返されるのが日常茶飯事な実行委員の長井 孝一です。聞こえないと言うことがあれば、「聞こえないよ!」と、どんどん言って下さい。今年中はに治したいと思っているので、ご協力お願いします笑

👉好きな〇〇
趣味は、弾き語りをすることです。
最近は、周杰伦の≪告白气球≫とか、≪菊花台≫を練習していますが、まだ完璧なレベルには至っていないので人前では歌えません笑
周杰伦の歌はおすすめなので、よかったら聞いてみてください!

👉現在日中学生会議以外に熱中していること
中国語の歌を聞くことです。特に周杰伦だけをずっと繰り返し聞いています笑。最近は、彼の新曲である≪等你下课≫をエンドレスで聴いています。

👉中国の〇〇に興味があります!
中国の文化ー特に音楽に興味を持っています!
二胡とか古琴の音がとても好きで、今年中国の武漢に留学する期間中に、現地で古琴習う予定でいます。ただ、古琴を購入する前に、現実的な問題ですが、どうやって持って帰るのかを考えておかなければと思っています笑

👉去年日中学生会議に参加した理由
大学の教授から勧められて興味を持ちました。留学する為に中国への理解を深めたいと思い、参加しました!

👉実際参加してみての感想
約60人もの日中両国の学生たちの多様な価値観に触れ、異なる考えを聞く中で様々な発見がありました。会議中での小さな発見の積み重ねから自身の視野が広がり、自己成長にもつながったと感じています。

また、特に印象的だったのは中国側の学生たちがみな、どんな時でも議論にとても熱心だったことです。本会議中、分科会の議論の時間ではなく、フリータイムでも宿泊場所で「お互いの恋愛観について」ばちばちに議論していたことを覚えています。日常生活においても、常に自分の意見をはっきり言うことやお互い考えや価値観をぶつけ合い、共有する習慣があるのだと感じました。

👉今回実行委員になった理由
今回実行委員になった理由は、3つあります。1つ目は、36期でやり残したことのリベンジ。36期では議論と生活について行くことに必死でした。37期は、ついて行くではなく、引っ張っていけるようになりたいという思いから。2つ目は、半年の中国留学を終えて、私が会議で果たせる役割を見つけたいと思ったから。3つ目は、これからの、日中について、私たち学生が社会の中核になったときに、日中関係がさらに良くなっていることを期待し、この夏の3週間を参加していただく、皆さんの手助けをしたいと思ったから。

👉第37回日中学生会議にかける思い

二週間の夏休みで参加者が、発見出来た、と1つでも、1人でも多く言ってもらえるようにしたい。全力で駆け抜けて参ります!よろしくお願いします。


髙橋真洋 (たかはし まさひろ)
慶應義塾大学総合政策学部2年生
千葉県夷隅郡大多喜町出身。田んぼの中で育ちました
担当する分科会:教育

👉自己紹介
どうもこんにちは、髙橋真洋です。千葉の田舎生まれで今は神奈川の田舎に住んでます。
あだ名は高校時代から「ましろ」と呼ばれてるので、ましろと呼んでください。

👉好きな〇〇
好きな飛行機はJAS39 グリペンですね。小さいのに高性能、どこでも使える万能機。デルタカナードの可愛いやつです。
Su-27シリーズも好き(一番好きなのはSu-30)なので中国でぜひJ-11も見てみたいのですが、基地にカメラを向けようものなら憲兵にとっつかまってしまいそうなので厳しそうです。残念無念。

👉現在日中学生会議以外に熱中していること
本読みたいなーと思って図書館で何冊も借りてきては部屋に積みまくる「積ん読」に熱中してます。
せっかく借りてきた本たちですが、全然読めずに貸し出し期限を迎え、延滞金を払い続ける毎日です。

👉中国の〇〇に興味があります!
中国人民解放軍が最近どんどん強くなってるので興味があります。
このまま中国海軍が米海軍とタメを張れる存在になっちゃったら、アジア太平洋地域はどうなってしまうのでしょうかね。
あと中国って軍用無人機の開発も活発で、アメリカじゃ考えられないような奇抜な無人飛行機がバンバン登場してるんですよね。それを追うのも面白いです。中国はアメリカが売ってくれない中東の国々に無人偵察機を売りさばいてたりしてて、これが何を意味するのか…みたいな話にも興味あります。

あ、分科会は安保じゃないです。教育です。
あと老荘思想は高校時代から大好きです!

👉日中学生会議に参加した理由&今回実行委員になった理由
中国ってすんごい身近な存在で、(こんなこと言うと一部の人に怒られそうですが)日本文化の源流とも言える存在ですよね。でもよく知らないし、同族嫌悪なのか知らないけどいがみ合ってきた歴史もある。でも経済的な結びつきは強くて、よくわからない関係性の国。そんな中国のことを知りたいと思って参加しました。
そして、今年は中国開催ということで、次も参加すれば中国回れる!と思って実行委員になりました。

👉第37回日中学生会議にかける思い
みんなが参加してよかった、と思える日中学生会議にしたいです。日中学生会議に望むものは参加者それぞれでしょうが、実行委員として、皆が中国で「発見」したものを持って帰れるよう頑張ります。


『発見』の道も一歩から

日中学生会議は、1986年に設立された、日本と中国の学生による国際交流を目的とした学生団体です。毎年中国と日本で交互に開催がなされます。
8月の2週間、共同生活や討論、議論を通じ、民間における友好の構築を目標に、日中両国の学生の相互理解を深めています。
本年度の37回日中学生会議は中国にて開催され、『発見』の道も一歩から 〜既知を論じ、無知を知り、未知を開拓する〜をテーマに、総勢60名に上る日中の学生が北京・西安・南京・上海を訪問し、各土地への理解を深めるとともに多様な価値観を共有し、分科会という討論を通して主体的に今日の日中関係と向き合います。
分科会ごとに本会議に向けた事前活動・フィールドワーク・勉強会が行われ、8月の本会議では一日最長10時間超に及ぶ分科会と分科会にて討論した内容の発表、その土地土地への理解を深める観光、日中両国の文化を披露する文化交流などを含めた複合的なプログラムとなっております。


開催概要

開催地:中国(北京・西安・南京・上海)
開催日程:8/5~8/26
※直前・直後合宿含む
募集人数:25人
応募資格:大学生、大学院生、短期大学生、専門学生(留学生も含む)、高校生
参加費:15万円
選考:一次選考は応募フォーマットによる書類審査、二次選考は個人面接

※面接について
遠隔地にお住いの方などには別途対応させていただきます。

※参加費について
事前合宿の宿泊費、本会議中の航空費・宿泊費・一部食費を含みます。合宿の際にかかる交通費は一部自己負担です。
活動終了後に残金が発生した場合、返金いたします。
賛助団体の支援により、参加者の負担は大幅に軽減されています。

応募はこちら
応募期間:3/12~4/20


後援・助成

敬称略・順不同

後援:日本国駐中華人民共和国大使館、日中環境協会、孔子学院

助成:(財)MRAハウス、(独)国際交流基金、(財)平和中島財団、(財)双日国際交流基金、(財)渋沢栄一記念財団、(財)東芝国際交流財団、(財)三菱UFJ国際交流財団(一部申請中)


過去参加者について

(1) 日本側参加者の出身大学
青山学院大学
大阪大学
お茶の水女子大学
関西学院大学
京都大学
北海道大学
慶応義塾大学
埼玉大学
上智大学
聖心女子大学
筑波大学
中央大学
津田塾大学
東京大学
東京音楽大学
東京外国語大学
同志社大学
日本大学
一橋大学
広島市立大学
明治学院大学
明治大学
立教大学
立命館大学
早稲田大学
など

(2) 中国側参加者の出身大学
北京大学
清華大学
復旦大学
香港大学
中国人民大学
北京師範大学
北京外国語大学
中山大学
対外経済貿易大学
広東外語外貿大学
曁南大学
北京化工大学
北京中医薬大学
江門五邑大学
外交学院
など